小林攻洋

Koyo Kobayashi

市民活動サポートセンターいなぎ 理事

1941年福島県石川町生まれ。

1973年に稲城市役所に入所し、広報広聴、生涯学習、福祉、企画などの仕事に関わり2001年に定年退職。

 

稲城市企画課では企画課長をつとめた。1997年に、まちづくりグループ「いなぎエコ・ミューゼ」を市民と一緒に立ち上げ、市内全域を対象にタウン・ウォッチングを繰り返すなどして、稲城の魅力再発見に務めた。

その時に設定した、大丸用水やニュータウンのパブリック・アートを見て歩くコースを、今も市民を募って一緒に歩くことで、稲城の魅力を再認識してもらっている。

 

定年退職後の2年間は協働推進課の再任用職員として「市民活動サポートセンターいなぎ」(現在はNPO法人)設立のための事務局を務め、現在は理事としてその運営に関っている。

 

また、2003年の5月頃からは、里山再生のための組織づくりに発起人として関わり、同年11月に「いなぎ里山グリーンワーク」(現在はNPO法人)を設立、翌年3月から事業をスタートさせ、現在も同会の事務局長として活動している。ここには都内全域から、年間3,000人以上の家族連れが農業体験に訪れている。

 

個人的には、賃貸アパートでありながら、居住者がみんなで話し合い、汗を流しながら一緒に暮らしを作っていくというスタイルの、コレクティブ・ハウス聖蹟を2009年4月にオープンさせ、大家としてコミュニティのある暮らしづくりに関っている。